トーヨータイヤが耐摩耗性能と低燃費性能を両立した小型トラック用リブタイヤ「DELVEX M135」を発売《画像提供 トーヨータイヤ》

トーヨータイヤが小型トラック用リブタイヤ「DELVEX M135」(デルベックス エムイチサンゴ)を発売。販売開始は6月1日より。6月に8サイズ・8月に8サイズの合計16サイズ展開。

「DELVEX M135」はタイヤトレッド面に動きを抑制する大型センターブロックや、積車時から空車時まで幅広い荷重域でのグリップ力を確保するワイドセンターエリアを配置し、おもに小口配送が主体の小型トラックに必要な耐摩耗性能の向上とウエット性能の向上を図っている。

また、同社独自の材料設計基盤技術「Nano Balance Technoology」の活用で開発した「耐摩耗LT専用コンパウンド」により、低燃費性能やウェット性能を維持しつつ、耐摩耗性能の向上を実現した。同社従来品(M134)比で耐摩耗性能は32%向上、転がり抵抗は16%も低減している。

トーヨータイヤでは小口配送などをはじめとした物流需要の増加や、いわゆる「2024年問題」により、未経験ドライバーの採用増加を予想。より高い安全性能の確保が課題になると考え、耐摩耗性能と低燃費性能を両立し、ウェット性能も高いレベルで維持した小型トラック用リブタイヤ「DELVEX M135」を開発した。社会の要請に応えるトラック・バス用タイヤの開発と普及に今後とも注力するとしている。

小型トラック用リブタイヤ「DELVEX M135」パターン設計《画像提供 トーヨータイヤ》 小型トラック用リブタイヤ「DELVEX M135」配合設計《画像提供 トーヨータイヤ》 耐摩耗性能 実車評価で推定摩耗ライフが従来品比32%向上《画像提供 トーヨータイヤ》 転がり抵抗が従来品比16%低減《画像提供 トーヨータイヤ》