江ノ電バスは3月下旬より、藤沢・鎌倉市内において、路線バスとしては初となる電気バス(EVバス)の運行を開始すると発表した。
江ノ電バスは、これまで神奈川県の藤沢市、鎌倉市、横浜市を中心に、地域住民や観光客に向けて「安全・安心・快適」なバスサービスを提供してきた。今回のEVバス導入は、2050年のカーボンニュートラル達成と脱炭素社会の実現に向けた取り組みの一環。地域社会と環境に優しい公共交通機関を目指し、環境負荷の低減を図る。
導入されるEVバスは、大型のBYD『K8』、小型のBYD『J6』各1台。大型バスは最大乗車定員80人で航続約240km、小型バスは35人で航続約200km。これにより、日常の公共交通機関として十分な運行が可能となる。
デザインコンセプトは、藤沢・鎌倉の豊かな自然環境や海を守るという想いが込められており、江ノ電グループのイメージキャラクター「えのんくん」を用いて表現されている。運行エリアは藤沢市と鎌倉市内で、江ノ電バス湘南営業所が担当する。
江ノ電バスが神奈川県藤沢・鎌倉でEVバス運行へ
2024年03月21日(木) 06時45分
関連ニュース
- トヨタ紡織が「FCアシスト自転車」など、カーボンニュートラルに向けた製品・技術を展示へ…くるまのテクノロジー展2024 (05月20日 17時45分)
- 2030年に向けたスズキのカーボンニュートラルへの取り組みとは...人とくるまのテクノロジー展 2024予定 (05月17日 07時30分)
- 日本製鉄は「軽量化」でカーボンニュートラルに貢献…人とくるまのテクノロジー展 2024予定 (05月16日 09時30分)
- 2024年の新作も販売! HKSがカーボンニュートラルを見据えた新商品や車両を展示予定…東京オートサロン2024 (12月23日 10時00分)
- 「マリンもマルチパスウエイで」ヤマハ発動機、カーボンニュートラル達成へ「水素エンジン」投入へ (12月08日 08時00分)